「臨書」の感覚を多用し、筆で絵を描く

書道

こんにちは、河田 晃碩(こうせき)です。

今回は筆でキャラクターを描くことに関する内容をブログで取り上げてみます。

本日、もうすぐ誕生日のキャラクターを描いていたので、自分がどういう捉え方、考え方をしながら描いているか改めて確認することができました。(ちなみにトップ画像は今回の誕生日キャラクターとは関係ない、2年前に描いたキャラクターです😅)

 

まず、元となるイラストはネットで検索して探します。(小学校のイラストクラブ以来絵は全く描いていないので、ゼロからキャラクターを生み出す力はないです…)

鉛筆の下書き等はせず(墨汁で薄く目安線を描いたりはします)、消すことは不可なのでとても厳しい条件です。ですので、次の線はどこから描き始めてどこまで引っ張ればいいかをものすごい時間をかけて確認し、慎重に描いています。

人物キャラ1枚につき、4~8時間くらいかかっていますね…

私が人物キャラを描く場合、まず前髪を描いてそこから周囲に広げていきます。前髪から横にこれくらい、縦にこれくらいの位置に目の内側の部分があるから…といった感じで、他の配置を基準に平面での距離感を目で測り続けて描いていきます

曲線の角度、曲がり具合の捉え方もとても大事です。髪のカーブはこのくらいかといった感じで、ここを誤ると色々な箇所が繋がらなくなってきます。

描いてきて分かったことですが、参考にしたキャラが斜めに向いている(両目が水平ライン上にない)と難易度が跳ね上がります。斜め具合の捉え方がめちゃくちゃ難しいです(>_<)

捉えるのが難しい時に使える感覚が、「水平ライン」と「垂直ライン」を意識することです。

絵の水平、垂直ラインよりこれくらい斜めになっているなと測ると、大きなズレを防ぎやすいと思います!

 

これらの感覚は書の臨書(形臨)とすごく繋がっていると感じますね。絵の線一本一本を点画と考えると字の一文字よりもはるかに多いので、何度も形臨を繰り返して描き続けている感覚です。

ただ、書も絵もかなり真似したつもりでもどこかズレが生じます。このズレや誤差が小さくなっていく=上達、かなと思うので、今後もしっかり鍛錬していきます(^-^)

今回は以上となります、ご覧いただきありがとうございますm(__)m

 

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