こんにちは、晃碩です。
掲題について、最近考えることが多いです。
Twitterを始めてから日々四字書写をしているのですが、書というものがあまりにも難しすぎて、これはバッチリ書けた!というのは今のところ一枚もないですね…(´;ω;`)
一文字は結構上手くいっても他の文字がダメだったり布置が悪かったり…反省ばかりの日々です。
日々書道やペン字をされている方も、これは上手くできた、というよりここがダメだった…のほうが多いのではないでしょうか。
そこで「字を書く」ということを俯瞰的?に考えてみました。
まず、「字」というものは一本、または複数の線で構成されています。
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そうなんです、それが全てと言うか…構成がめちゃくちゃシンプルなんですよね。
少し極端に言ってしまうと、「字を書く」というのは数本、または数十本の線を上手く引ければいいんです。
そして…それができないんです。
たとえお手本があってもうまく書けず、何度もやり直してしまいます。
先ほど述べた「数本、または数十本の線を上手く引く」の「線を引く」というのはとてもシンプルなのですが、「上手く」という部分があまりにも奥が深いです。
このシンプルさと奥深さの共存、これが字を書くことの面白さと難しさに繋がっているのではないかなと思いました。
例えばゲームやスポーツでも、ルールがシンプルであればあるほどとっつきやすさや面白さは際立ちますね。
誰でも手軽に取り組め、今までより綺麗に書けたりコツが分かったりすると面白くなってくる。字はアドバイスを聞いてその場ですぐ修正できたりするので、上達を実感できるレスポンスが速いのもいいですね。そして日常でも書く場面は度々登場するのでメリットも大きいです。
ただ、難しさの要素は細分化していくとたくさんあるなとも思いました。
例えば、バランスを調整する力です。
お手本を見ながら書いていて、あ、ここの一画が長すぎた、とか、ここの角度が浅かった、となると、それ以降の画はお手本通りに書くと逆にバランスがおかしくなります。
長すぎたり角度が誤ったりした場合、それに合うように別の画で即調整してバランスを取りにいく力が求められます。
また、複数の文字を書く場合はそれらを一発で揃える力や、布置の感覚なども必要となります。
さらに、特に書道の場合は筆を使うので色々な線を引く際の技量も求められます。さらに書体ごとでも変わってきます。難しい要素多すぎですね…
日々書写を頑張っている方々とともに、私も少しずつ上手くなっていければと思います(^-^)
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